審査員が見ているポイントとは?

コンテストで結果を出すには

🟥 はじめに

「工作も塗装も丁寧に仕上げたのに、なぜ入賞できなかったんだろう…?」
そう感じたことはありませんか?

ガンプラコンテストで結果を残すためには、審査員の視点を理解した方が評価されやすいです。
どんなに技術が高くても、“審査員の評価基準”とズレていれば、入賞は難しいのです。

今回は、僕自身がオラザク・GBWC・SAコンなどに挑戦し、
入賞・落選の両方を経験してきた中で、「審査員が見ているであろうポイント」を解説します。
※あくまで予想になります。


🟦 審査員は「作品をどう見ているのか」

審査員は、作品を単に「うまい」「すごい」ではなく、
**“何を目指した作品なのか”**という目線で見ています。

これは、テクニック単体ではなく、構成・テーマ・バランスを総合的に判断しているということ。

💬 たとえば――

  • 技術がすごくても「何を目指した作品なのか」が分からないと評価は評価されずらい
  • 工作が荒くても、テーマが明確で構図が上手いと印象に残る

つまり、“伝える力”が求められているのです。


🟩 審査員が重視する3つのポイント

① コンセプトの明確さ(伝えたい意図があるか)

最も大切なのは、「何を目指した作品なのか」が明確であることです。

審査員は数百もの作品を一度に見ます。
その中で印象に残るのは、コンセプトが一目で伝わる作品です。

僕が入賞したエクシアですと「METALBUILD様に書き起こされたエクシアの再現」
がコンセプトで、実際応募した際の最初の作品コメントで似たような文章を書きました。

🧠 ポイント:

コンセプトは「説明しなくても伝わる」くらいシンプルに。
一言で言えるテーマを設定するのが理想です。


② 見せ方・構図

審査員は、最初に作品全体の“第一印象”を見ます。
どんなにディテールが細かくても、第一印象が弱いとその後しっかりと見ようとは
思わなくなってしまいます。

見せ方・構図とは、「どこを見せたいか」を意識して作ること。

🎯 良い作品は視線が自然に流れる
→ 主役の部分 →主役の細かい部分→ その周辺の他の部位 →細かいところ→・・・→ 背景や台座

逆に、悪い例は“視線が迷う”作品です。
全体が均一だと、何を見せたいのか伝わりません。

💬 審査員コメントでよくある例:

「技術はあるがまとまりがない」
「印象に残りにくい」

これは、見せ場の設計不足によるものです。


③ 完成度と仕上げ(手の入れ方のバランス)

審査員が確認するのが、「作品としての完成度」。

  • プラモデルとしての基本処理
  • 塗装のムラ・発色の統一感
  • デカール・スミ入れなどの最終仕上げ

これらに加え、

  • ストーリー性
  • ポージング
  • 撮影
  • コメント
  • 台座などの付属品のでき

これらトータルで見た完成度が高いと、審査員の印象は一気に上がります。

どれだけ良いコンセプトでも、同じくらいいいコンセプト作品が同時に有ったら、
荒い仕上げがあると「詰めが甘い」と判断され、最後に競り負けてしまいます。

🧩 つまり:

「完成度の高さ」=作品に込めた熱量そのもの。
丁寧な仕上げは、“作者の誠実さ”として伝わります。


🟨 審査員が“減点”しやすいポイント

審査の現場では、一定の審査ラインまでは「減点方式」で見られると思われます。
つまり、“マイナス要素をなくすこと”も重要です。
「加点方式」は一定の審査ラインを超えたもので行われると思われます。

⚠️ よくある減点ポイント

  • 合わせ目処理の甘さ
  • 表面処理の甘さ
  • キットとスクラッチパーツの一体感がない(スクラッチパーツだけ他と浮いている)
  • スジボリのヨレ、明確な左右非対称
  • 塗装のはみ出し
  • スミ入れの拭き残し
  • デカールのシルバリング
  • 塗装の厚ぼったさ

端的に知ってしまうと、基本的な製作技術の詰めの甘さですね。
例え減点されても、それを大きく超える圧倒的なコンセプトが有れば気にしなくてもよい
所ではあります。


🟩 審査員目線で作品をチェックする方法

コンテスト提出前に、“審査員になったつもりで作品を見る”ことをおすすめします。

👀 チェックのコツ:

  1. スマホで写真を撮り、写真写りの確認と、画面を通すことによる客観視
  2. 1日寝かせて翌日見直す(時間を置くことで冷静に見られる)
  3. 他人に見せて「どこに目が行く?」と聞く

これを繰り返すことで、自身の作品を俯瞰してみることができる感覚が身についていきます。


🩵 ここまで書きましたが・・・

ここまでいろいろと書いておきましたが、審査員も人間なので、一定の審査ラインを超えた
作品の中から選定するとなった場合は、最後は感性に合うもの=好みで選ぶでしょう。

少なくとも自分は一般投票の機会が有るときは、自分の中の基準ラインを超えた作品の中から
一番好みの作品へ投票しています。

最後は審査員の感性に刺さるかどうかの”運”です。
普段から善行を行い、徳を積み重ねて——というのは冗談ですが(笑)
それくらい、結果は紙一重の世界です。

ただ、その”運”のテーブルにまずは辿り着かないと行けませんので、自分で考え得る
対策は全て行っても損はないでしょう。

ガンプラコンテストで結果を残すためには、技術だけでなく「どう伝えるか」
という視点です。
技術を磨くだけでなく、“見る人に伝わる作品”を意識して作ってみてください。
それが、入賞作品への第一歩となります。


💬 あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございます!
この記事が、あなたの作品づくりに少しでもヒントになれば嬉しいです。

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